2009年10月23日金曜日

モーニングセミナー通信 VOL.51

日 時 2009年10月22日(木)6:00~7:00
回 数 第290回
講話者 香川県坂出市倫理法人会 会員
医療法人社団尚誠会 ホワイト歯科医院 理事
山地 尚子
テーマ エイジング研究最先端を学ぶ
~抗加齢医学の実際2009~
備 考 山地様からのプレゼント!
コエンザイムQ10入りの焼き菓子を資料と共に頂きました。

 

s-2009.10.22MS (1) 本日の講話者:山地 尚子氏

s-2009.10.22MS (5) s-2009.10.22MS (12)講話風景

s-2009.10.22MS (13) s-2009.10.22MS (2)

お持ち頂いた資料と、頂いた資料&焼き菓子!(^^)!

『テーマ内容』

日本ではがんと診断され、選ぶ治療方針は手術、化学療法、放射線の3つが主です。しかしアメリカなどでは代替治療も主の1つになりつつあります。代替治療は、日本では健康食品の部類に思われますが、最先端の医療でもあります。元来、人間は自分の体を自分で治す力を持っています。代替医療とは自然界にあるものを摂取してその本来の力を引き出します。大豆に含まれるイソフラボン、トマトのデコピン、山葵のITC、茶のカテキン等があります。そして、本来の力を引き出すだけではなく、予防医学にも大きな力を発揮します。歯科の今までは、無くした歯を補う義歯、ブリッジでしたが守ろうとする予防歯科にも当院では力を注いでいます。

予防医学とは何でしょうか?それは病気にならないようにする、その為には食事、ストレス、生活習慣病(ガンを含めて)の予防、改善です。今の時代、自分の体を作る遺伝子が簡単に検査できます。唾液を1㏄摂取し検査すると、8つの項目(肥満、メタボリックシンドローム、糖尿、高血圧、脂質代謝異常、心筋梗塞、脳梗塞、ミトコンドリアハプログループ)の数値が出ます。毛髪や爪では体に含まれる有害・必須・参考ミネラルの数値が判ります。それを知ることにより、ピンポイントで自分がどこに気をつければ良いかが判るのです。

又、ノーベル賞候補の先生が『心で遺伝子が変わる、一番大事なものは目に見えないことが解かるということ』と仰っていたのですが、遺伝子分析と同様、心の健康が大切だということです。糖尿病患者への検査で、色んな事を試し、一番血糖値が下がりその期間が長かったのは、テレビを観て心から笑った時だったのです。

健康に人間が人間としてあるべき姿には、笑いは不可欠、笑う気持ちが心を和ませ遺伝子まで変えるのです。心のサイエンス(科学)です。

『 感 想 』

ご自身の遺伝子結果報告書を見せて下さり、遺伝子分析が良く理解出来ました。自分の体の見えない所を数値で知る事により、病気予防がアバウトではなく、出来る事がこれからの時代には必要だと思いました。

又、山地氏の周りで起った自殺についてもお話され、生きていく上で心が占める大きさを示唆してくださいました。

こもらないで話して笑ってコミュニケーション、ありがたい・おかげさま・もったいないの日本文化の倫理観の大事さを気付かせて下さいました。

 

次週のMS(10月29日)は香川県観光交流局 観光振興課 課長 那須 幹博 様 です。

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