2011年12月16日金曜日

モーニングセミナー通信 VOL.147《太田 富英》

日 時 2011年12月15日(木) 6:00~7:00
回 数 第393回
万人幸福の栞 第15条
信ずれば成り、憂えれば崩れる―信成万事―
講話者 スタジオとみっぺ 代表
太田 富英(おおた とみひで)
テーマ フォントが分かるとデザインが変わる
備 考 9月よりシリーズでご講話頂いたとみっぺさんの講話は今回が最終回でした。ご自身の得意分野「フォント」についてを、映像を交えながら、判りやすく説明頂きました。

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太田富英氏/講話風景

『テーマ内容』太田 富英

-フォントを変更してみるというオタクな遊び‐のサブタイトル。映像でフォント(文字の字体)の違いでイメージがどう変わるかを見せて頂きました。ご自身がPCに入り込んだきっかけがフォント。新聞部だった中学時代、PCで紙面を作りたいと試行錯誤したが家で取っている新聞と比べると、フォントの違いに気付いた。読みやすさ、伝わりやすさはフォントがとても重要。(下記資料参照)

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実際の道路標識(見易さ)

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きれいな字だが見にくい

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太すぎて読みづらい

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可愛い感じ

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右写真ゴシックにしてしまうと、美味しさがあまり伝わらない。

 

このように、受ける感じが全く変わってきます。そして、フォントと音声はイメージを掻きたてるのにとても密接なのです。 イメージを映像にしてみました。(下記参照)

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僕の中では、明朝が女性、ゴシックが男性というイメージがあります。多くのフォントがありますが、基本はこの2つです。しかし、チラシ等を作る時にフォントは、種類を多く使用しない方が統一感がでます。その中で、目立たせたい部分は、フォントは同じで太さを変えると良いでしょう。

 

感 想

講話後半は、質問タイム。チラシデザインで注意すべき点、色の使い方、様々なフォントの使われ方、太字・斜体の使用方法など、すぐに役立つアドバイスを頂けました。残暑厳しい9月初旬からMS開始時間は夜が明けていない今日まで、楽しい講話を頂きました。

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モーニングセミナー終了後の朝食会

 

次回モーニングセミナーは、12月22日(木)

香川県高松南倫理法人会 磯村 安倫 副会長です!

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2011年12月1日木曜日

モーニングセミナー通信 VOL.146《大竹 智子》

日 時 2011年12月1日(木) 6:00~7:00
回 数 第391回
万人幸福の栞 第13条 本を忘れず、末を乱さず‐反始慎終‐
講話者 全日本作法会 家督(西四国本部副本部長)
ビジネスマナーインストラクター
大竹 智子(おおたけ ともこ)
テーマ 年末年始のマナー
備 考 8月、10月~12月と4回シリーズでのご講話最終回でした。
11月度モーニングセミナー皆勤賞授与式を行ないました。

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講話者:大竹 智子氏

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挨拶:香川 湧慈 専任幹事

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11月度モーニングセミナー皆勤賞!

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講話風景と屠蘇器

 

『会長挨拶』香川 湧慈専任幹事

来年は辰年。何を持って我が社は立つ(辰)のか、今年中に何を絶つ(辰)のか、来年を迎えるに当たって自覚を促す今年の残り一ヶ月にしたい。

『テーマ内容』大竹 智子

今日から12月。年末年始は、冠婚葬祭の冠に当たるマナーを必要とする行事が多くあります。

お正月の様々な飾りにも一つ一つ深い意味があります。しめ縄や門松は9(苦)や一夜飾りを避け、28日に飾りましょう。鏡餅のお飾りにも意味があります。橙は代々繁栄するように、干し柿は元々は武家の飾りで生首を意味します。敵をたくさん倒せるようにとの意味です。

お年玉は、昔は柳につけた紅白の小さな玉(餅)でした。お年玉の表書きも小銭は「おとしだま」少し高いと「お年玉」両親になど金額の高いときは「御年玉」と書きます。

欠礼葉書は11月下旬~12月上旬には届くように出しましょう。欠礼葉書を頂いた方には年賀状は出さず、出すのなら、1月松の内以降~節分までの寒中見舞いや、節分~2月末までの余寒見舞いにします。

贈り物も年末までは「お歳暮」年始は目下から目上には「お年賀」目上から目下には「お年始」と書きます。

神棚の札は真ん中が伊勢神宮、向って右に氏神様、左にその他の神を飾ります。初詣は氏神様にお参りしましょう。鳥居をくぐる時に自分の住所・名前を口にしましょう。参道は神様の道、端を歩きます。

さてお正月にはお節料理とお雑煮を食す習慣はまだまだありますが、お屠蘇(とそ)をちゃんとする家庭は減ってきています。この屠蘇式(とそしき)は、家族関係を見直す儀式としても大切なものです。今の時代だからこそ、行なわれてみては如何でしょうか?

作法としては、屠蘇器(とそき)を運んだり屠蘇を注いだりは女性の役目。その際、口は慎みます。口上は一家の家長が「これより屠蘇式を始めます」等を述べ、行ないます。服装は、神様のお下がりを頂戴する屠蘇式なので、きちんとした服装で行なってください。盃の大(家長夫婦)中(祖父母)小(子供達)というように、一家で3枚を使います。三が日行ないます。お客様がお見えになった時も振る舞います。行なう順番は、家々で異なり、年長者からの所、年少者からの所と様々です。屠蘇器がなくても、お猪口(ちょこ)で代用も出来ますので、ぜひ、日本の良さを認識する為にも行なわれてみては如何でしょうか?

感 想

マナーって、奥深い!マナーって知れば知るほど納得して行なえる気がします。型だけ覚えると堅苦しく感じますが、内容を知れば、自然と立ち振る舞えることも出来ると思えました。大竹様のご講話で多くの事を得られました。

 

経新

次回モーニングセミナーは、12月8日(木)

社団法人倫理研究所 松井 直輝 法人レクチャラーです