日 時 | 2012年10月17日(水) 6:00~7:00 |
回 数 | 第434回 万人幸福の栞 第4条 人は鏡、万象はわが師‐万象我師‐ |
講話者 | 香川県坂出市倫理法人会 顧問 宇多津町 町長 谷川 俊博(たにかわ としひろ) |
テーマ | 宇多津町の取り組みについて |
備 考 | 平成25年度より、谷川町長には顧問をお受け頂きました。ご講話前に、顧問委嘱状の授与式を行ないました。 |
顧問委嘱状 授与式
『テーマ内容』谷川 俊博氏
一昨年の10月に町長に就任し任期の折り返し。22の公約を掲げ現在20項目を達成した。簡単そうに思える公約もあるかと思うが、新しい事を始める事は、役人(私も含め)は保守的な所があるので難しい。何事も実行への一歩を踏み出さないと始まらない。断る理由から入らず、踏み出す事。
政治の基本は『住民の生命と財産を守る』、そして弱者のためにある。
新たな取り組みとして「こんにちは町長室」…昼食時に住民に町長室を開放町長と500円で昼食会、「出前座談会」…様々な集まりに町長が出向き座談会、「役場総合案内設置」…全課職員が日替わりで案内、「すぐやる係設置」…問合せ相談に迅速に対応、「ゴミ袋の値下げ」…全住民に負担を還元できる、「町長給与の減額」…公約は1年間無報酬だったが否決され2年間半額となり実質は守られた、「公式Facebookの運営」…行政や町の情報を発信、「宇多津町のPR」…特産品のPR活動(上の写真参照) 等がある。数々の反対もあったが、最も大切な事は住民へのサービス。これは行政も企業も同じ。
ある資料で設立された企業の存続率がある。1年後60% 5年後15% 10年後5% 30年後2% 50年後0.7% 100年後0.03%。500年残る会社はもはや奇跡。室町時代から今日まで500年事業を持続させている老舗和菓子店の社長は「変えるものと変えてはいけないものをハッキリさせておくこと。味は変えてしかるべきだと考えています(味覚は生活が変われば変化する、時代によって変えて良い、伝統の味ではない)、変えてはいけないものはお客様への感謝の心です。」 これも企業も行政も同じ。任期も折り返し地点。政治の基本を大切に宇多津町を発信発展させていきたい。
『感 想』
私自身、宇多津町住民。ゴミ袋の値下げ、小中学校エアコン設置、Facebookページは肌で感じています。モーニングセミナーではなく朝食会の時に「反対があるから成功がある」と仰いました。深い言葉だと思います。お金をかけず宇多津町をPRする方法など、様々な取り組みもされています。企業にも通じるヒントをたくさん頂けました。
間﨑会長と谷川町長
次回モーニングセミナーは、10月24日(水)
わくわくアラスカ望見家&メッセンジャーKei 中尾 桂子 様です!!
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