日 時 | 2011年6月2日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第366回 万人幸福の栞 第6条 子は親の心を実演する名優である―子女名優― |
講話者 | 有限会社ウエストフードプランニング 総務部長 小西 立朗(こにし たつろ) 有限会社佐藤ダンボール工業所 代表取締役 森崎 晶子(もりさき しょうこ) |
テーマ | 『将来の夢 』 『人として、経営者として自分自身を正す』 |
備 考 | 手作り朝食でのMSを、久々にCAFE・居酒屋Pausaで、開催 5月度MS皆勤賞授与式も、行いました(4名の方が受賞) |
MS後の手作り朝食会の風景\(^o^)/
『将来の夢』小西 立朗
東かがわ市の実家が祖父の経営する手袋製造業で、子供のころから皮の上でゴロゴロ、工場で従業員が働いている中で育ちました。中3の時に祖父が亡くなり会社はなくなりましたが、その後祖父の法事の時に御近所の方や元従業員の方の話を聞くことができました。「この会社に勤めて良かった、感謝している」、それを聞いた時の感動を忘れません。
富山の大学時代、世話になった経営者の方から讃岐うどんはどんなうどん?と聞かれ答えられなかった。その時が自分の中にうどんが現れ、卒業後を決めるきっかけでした。観音寺のうどん店に修行生として入店、東京の店長としての2年半毎日朝5時から夜11時半まで勤め、結果的に挫折して実家で2カ月のニート生活。もう一回ゼロから始めようと現在の会社に入りました。
6年間、成長期の会社でチャンスをもらい運が良かった。しかし、この6年間は社長が全部やってくれた。一人一人の社員ととことん向き合ってきた社長がいたから今日の会社がある。「総務部長として何をやるか、自分で考えてみろ」、社長の厳しさが自分を育ててくれました。会社が発展するには従業員が成長するしかない。自分だけでなく従業員の将来を考える、仲間の人生を成功に導く、自分の人生の成功を広い視野で考えられるようになりました。
『人として、経営者として自分自身を正す』森崎 晶子
平成14年に先代社長の父が他界、会社を継いで10年になります。その10年前に、父を支えて苦労していた母があっけなく死んでしまった時、母の代わりに父を支え会社を守っていこう、後継者になろうと決意しました。しかし、先代が亡くなって社長の肩書を背負った途端に臆病風に吹かれてしまいました。社長として何かを指示することが出来なくなった、何もしゃべることが出来なくなった。その時、古参の社員からやりたいようにやって下さい、付いて行くからという言葉をかけてもらってやっと肩の荷が下りた。経営の中身も分からないままに社長になり、自分は先代の築いた事業を維持しているだけ、業績の悪化を世の中のせいにしている自分に気が付いて、中小企業家同友会に入会。経営理念の大切さを学んだ。社長として会社の未来を社員に語れるようになろう、人を作り、物を創り、社員が笑顔で暮らせるような会社にしたい。そのためにはまず自分自身が魅力ある人になること。倫理法人会に入会して小さなことから変えていこうと思いました。今、職場の教養を使って活力朝礼を実践中です。
『 感 想 』由佐 紹二
倫理法人会の歌の中に『他人(ひと)の喜び、わが喜びに~』というフレーズがあります。小さな喜びから大きな喜びへ、自分のこころをシフトできるようになる。それが人間の成長というものかな、とお二人のスピーチに感銘しました。
次回モーニングセミナー:6月9日(木)6:00~ 坂出グランドホテルにて
香川県丸亀市倫理法人会 吉井 正人 事務長 です。
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