日 時 | 2011年6月16日(木)6:00~7:00 |
回 数 | 第368回 万人幸福の栞 第8条 明朗は健康の父、愛和は幸福の母-明朗愛和ー |
講話者 | こうざと矯正歯科クリニック 院長 上里 聡(こうざと さとし) |
テーマ | 「歯ならび」とあなたの健康と 社会生活への関わり |
備 考 | 上里先生の著書『歯ならびで私を変える。世界も変わる。』を、出席者全員に頂きました。(ごま書房新社より全国書店にて販売中) |
上里 聡
氏講話風景
『会長挨拶』丸山 保夫
趣味のうどん作りで、6/19(日)西日本放送午前6時からTV出演を致します。
『テーマ内容』上里 聡
卓上の書籍は、昨年秋に出版、『一般の方にも解かりやすい矯正歯科の本を書いて欲しい』との依頼を受け、執筆しました。(本日の講話内容を詳しく紹介されています)
家系は曽祖父の代から歯科医。私も父の母校(愛知学院大学歯学部・大学院歯学研究科)で学び、現在は坂出市駒止町で、虫歯治療や、入れ歯治療などは一切行わない矯正歯科専門で開院しています。日本では歯科と大きな括りですが、欧米諸国では様々な専門分野に分かれています。(インプラント・虫歯・入れ歯・歯茎・矯正等)日本では、多少歯ならびが悪くても気にしないが海外では、差別を受けます。又、出世に必要な要素は・太っていない・非喫煙者・歯ならびが良いが、挙げられます。今後の国際化を考えると子供の時から矯正治療が欧米並みになっていきます。現に、芸能人でも八重歯を抜く人も増えてきています。八重歯はデビルティース(悪魔の歯)と呼ばれる程です。海外では幼少の頃・成人して、加齢に合わせと2~3回矯正治療をする方が多いのです。『歯ならび』は、見た目一番ではありません。1.しっかり噛めるか(噛み合せ)2.正しく発音が出来るか(受け口等では発音が上手く出来ない)3.見た目の順番です。噛み合せは、生きていくために一番必要な食べること。成長過程に大きく関わるのです。歯ならびの悪い子供には肥満ややせすぎが多く見られます。発音は、日本語はまだ聞き取れますが英語になると聞き取れません。歯だけでなく骨格も影響するので手術は必要な保険対象の治療もあります。生まれつき障がいがある乳児もいます。発語の管理はその子の人生を大きく左右します。日本人男子は18歳、女子は14歳で成長が止まるので、早い時期からの矯正が良い。虫歯治療はほとんどの方が経験されていると思いますが、歯科治療で、元に戻る事はないのです、削った歯は再生しません。削れば歯の加齢は始まります。歯磨きは虫歯予防に重要ですが、磨きやすい環境を矯正で作ることが大切です。成長は限られた時間しかありません。どんどん長寿になってきている今、アンチエイジング(より良い加齢を重ねていく)、健康な老後のためにしっかり食べられる状況作りは生まれた時から始まっているのです。
感 想
虫歯は感染が原因。昔は大人が噛み砕いて子に食べさせた離乳食。感染の大きな原因の一つ。歯ならびは大人になってからは大変になります。子は自ら矯正したいとは言いません。親が将来のためにも、子の歯についてちゃんと考える時代になって来ていると感じました。
次回モーニングセミナーは、
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