2011年5月16日月曜日

モーニングセミナー通信 VOL.118

日 時 2011年5月12日(木) 6:00~7:00
回 数 第363回
万人幸福の栞 第3条 運命は自らまねき、境遇は自ら造る-運命自招-
講話者 社団法人倫理研究所 法人局 普及事業部 企画室 研究員
與縄 智久(よなわ ともひさ)
テーマ 喜びよりはじまる
備 考 ・4月度MS皆勤賞授与式。㈲太陽商会様から記念品を出し
て頂きました。由佐社長ありがとうございました!
・会員スピーチは、草薙順彦幹事。5/6~8の富士高原研修所
での体験報告でした。

 

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講話者:與縄 智久 研究員

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皆勤賞 受賞者の3名!

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会員スピーチ:草薙 順彦 幹事

『テーマ内容』與縄 智久

本日は『喜びよりはじまる』というテーマをあげさせて頂きましたが、会場に来て地域の事情や雰囲気や会場に来ている方を生で見て話の内容を変えるということがしばしばあります。本日もMS会場に来て、講師席の机の上に置いてあるカード「今日の道しるべ」の言葉に早朝から教えられることがありました。「自分とは親祖先とほかならぬ」私には耳慣れた言葉ですが、今改めて自分は普段からどれだけ親への感謝の念を持っているかなと考えさせられたのです。「今、ここ」とは、魂をここに置いているということだと思います。みなさんも今一瞬を生きているという気持ちをその場に持てるときとそうでない時があるはずです。「今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日の外に人生はない。人の一生は、今日の連続である。」万人幸福のしおり第一条の出だしの文章ですが、読んだときは感じていても、日々の生活の中でどれだけ思っているのでしょうか。あるお母様からのご依頼でサッカー選手のご子息の悩みを聞いてほしいと倫理指導させて頂いたことがありました。スポーツ選手の選手生命は短い、30代後半で一線を退かなければならない、今後何をやっていけばよいのかと憂いているとの事でした。第一条の「昨日を悔い、明日を憂える人がある。これは、今日の影法師にびくついている人。」を紹介し、与えられた環境でやりぬくことの大事さをアドバイスさせて頂きました。

喜びの反対は憂いです。「憂」という漢字は頭・心・足という漢字が組み合わされて出来た字です。憂いとは心と頭と体がバラバラな時にうまれるのかもしれません。日々の生活のなかでは人、こと、物すべての現象に喜べない、楽しめない、わからないといった状況が起こります。倫理法人会の中でもこんな人、あんな人がいて、会社にもこんな社員、あんな社員がいる。一方で社長自身も社員からこんな社長、あんな社長と思われているし、家庭でもこんな夫、あんな父親と言われ、少なからずプレッシャーに感じる状況があります。倫理の実践とは「喜べないことをそのままにしない、なおざりにしない、そこに目を向けていこう」とすることではないでしょうか。それは容易なことではない、しかし、そこに前向きに取り組んでいくことではないでしょうか。

 

『 感 想 』由佐 紹二

私の前におかれた「今日の道しるべ」には「決心すると環境が変わってくる」とありました。ああ、今日も痛いところをつかれたな、と実感。

次週MS(5月19日)は ビジネスマナーインストラクター 大竹 智子 氏 です。

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