日 時 | 2012年6月7日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第416回 万人幸福の栞 第3条 運命は自らまねき、境遇は自ら造る-運命自招- |
講話者 | 社会保険労務士・行政書士寺主事務所 寺主 吉輝(てらじ よしてる) |
テーマ | エンディングノートの活用 |
備 考 | 5月度モーニングセミナー皆勤賞授与式。7名の方が皆勤賞でした!賞状と記念品としてモーニングセミナー終了後の朝食会に使用できる朝食券を贈呈しています(^O^) |
講話者:寺主 吉輝氏
皆勤賞授与
本日の資料は《エンディングノート》
講話風景
『テーマ内容』寺主 吉輝
「人はいつ死ぬのかわからない」。
様々な事例を多々見てきて、思いや考えを伝えておく事の重要性を感じる。遺言書は法的に財産等に関る添付書類だと考えると、エンディングノートは法律では示せない、亡くなってからだけでなく自身と残される者の意思の疎通が出来なくなった時にメッセージとして残せる物(介護・終末期医療・葬儀や墓・財産等)。
資料のエンディングノートは12項目あるが、今朝は家系図・自分の財産・遺言書・終末期医療を主にお話します。
《家系図》あなたが亡くなった時、相続する人は誰か。1.配偶者と子 2.配偶者と親 3.配偶者と兄弟姉妹の順序です。子がいれば親や兄弟達に財産が渡る事はないので、手間も余りかからないが、2.3になれば、その方々の戸籍が全て必要。亡くなっていれば出生~死亡まで全ての戸籍が必要。法定相続人の確定作業は手間も時間もかかる。残された人が把握しやすくする為にも家系図を見直して書き残しておくと良いでしょう。
《自分の財産》相続人はプラス財産はもちろん、マイナス財産(ローンや保証債務、クレジット等)も相続するので書いておく。銀行や保険会社から「○○さんがお亡くなりになったそうですが…」等の連絡はない。銀行でも10年経って抹消される預金等は100億ほどあるらしい。
《遺言書》エンディングノートには遺言書がここにあると言うことを記し、遺言書は公正証書にしておく。作るべき人は1.子供がいない 2.養子縁組や結婚歴が2回以上ある(実子と連れ子などいる方) 3.不動産(家や土地)のある 4.法定相続人以外(内縁関係、嫁、友人など)に財産を渡したい方は、遺言書が無ければ渡せない。お金はかかるが公正証書を作成し、預かっておいてもらう。
《終末期医療》亡くなるのではなく、意思の疎通が出来なくなる場合(事故や認知症、病気)に、自分がどういった治療を受けたいか、尊厳死を希望するかどうか等は、本人の意思確認が出来ない分、残された方や医師は決めかねる。また、連絡をして欲しい人や知らせたくない人なども本人にしか分からない事は多々あるはず。
《その他》介護やお墓、葬儀等、残された方へ伝える事は残される方への配慮、今の内に自分を整理しましょう。
『感 想』
倫理法人会は経営者の方がほとんど。自分は元気、縁起でもない!ではなく、元気な時だからこそ出来る事かも?!
セミナー終了後の朝食会は懇親を深めるいい時間になっています(*^_^*)
次回モーニングセミナーは、6月14日(木)
社)倫理研究所 吉川 和儀 中国四国方面長 です。
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