2012年3月22日木曜日

モーニングセミナー通信 VOL.156《前里 哲》

日 時 2012年3月22日(木) 6:00~7:00
回 数 第406回
万人幸福の栞 第10条 働きは最上の喜び‐勤労歓喜‐
講話者 社団法人倫理研究所 法人レクチャラー
香川県高松三木倫理法人会 相談役
有限会社ハイサイ保険センター 取締役社長
前里 哲(まえざと さとし)
テーマ 私から見た沖縄
備 考 生れ故郷宮古島の写真入りカレンダーや、第2次世界大戦沖縄戦の写真集、久高島のパンフレットなどを見せて頂きました。
モーニングセミナー終了後は、前里レクチャラーにもご参加頂き、清掃活動を行いました。

 

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前里 哲 法人レクチャラー

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講話風景

『テーマ内容』前里 哲

頂いた『私の沖縄キーワード』と書かれた資料に沿って、沖縄が琉球だった頃(14世紀)~歴史を追ってお話頂けました。

中国との交易が盛んだった琉球王朝時代、独立国から薩摩の傀儡王朝時代、琉球併合で1879年沖縄県へ。そして、日本唯一の地上戦となった第2次世界大戦。沖縄戦の犠牲者は約20万人。米軍約1万人、日本軍約9万人、沖縄県の民間人約10万人。

戦争で悲惨な状況の中、本土は1952年に米軍統治から開放されるが、沖縄県だけ米軍の施政権下に置かれる。米軍犯罪(米軍統治下の27年間に約2万件)、軍用地(農地や住宅を強制接収して基地建設、コーラ1本10円の時代に坪平均1円)。

本土から遅れること20年、1972(昭和7)年、日本へ復帰。今現在の加重負担は、0.6%の面積に75%の米軍基地、在沖米軍約5万人、軍人2万5千人、軍属2千人、家族2万3千人。基地と住居がほぼ隣り合わせ。基地と平和は共存出来ない。基地を辺野古でなく県外移転の言葉で沖縄県人がどれだけ期待したか…。

しかし、依存経済になっている現実もある。日本で一番人口が増えている沖縄、しかし失業率NO.1、年間所得ワースト1。日本へ復帰後35年間に9兆円を超える国費が投入されている。地方税も全国平均より9%低い。小さな離島にも立派な橋が架けられている。自立した経済をしていかなければならない。

観光で、今の沖縄の現状を見るのは、嘉数高台公園(普天間基地が一望)、道の駅かでな(嘉手納基地が一望)、沖縄国際大学(2004年米軍ヘリコプター墜落・炎上)など。辺野古の座り込みテントには、私が言った今年3月10日時点で『座り込み2882日(7年以上)』と書いた紙を持った人がいた。

お勧めの観光スポットは本当からフェリーで20分の久高島。神の島と呼ばれる島、カベール岬。小さな島なのでゆっくり周りの自然を満喫しながらぜひ行って欲しい。生れ故郷の宮古島では砂山がお勧め。どちらも開発されていない自然を満喫出来る場所です。

今回の講話を受け、自分でも沖縄を改めて見つめなおしました。

 

『感 想』

様々な面を持った沖縄を知る事が出来ました。45分間でまとめて頂くのが申し訳ない内容でした。

 

モーニングセミナー終了後は、毎月行なっている【地域に貢献!清掃活動】でした。

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全員で清掃の心得を唱和

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きれいに見えても植木の植え込みなどにたくさんゴミがあります。

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今日の収穫?を前に、参加者の一人が感想を述べます。

朝の清掃は、清々しい気持ちになれますね。特に通学通勤路なので、挨拶をすると挨拶を返してくれるので、挨拶運動もしている気持ちです。小学生は元気いっぱいです!!

清掃終了後に、前里様と朝食会

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沖縄のお話が弾んでいました!

 

次回モーニングセミナーは、3月29日(木)

医療法人社団聖心会阪本病院 本間 温 脳神経外科部長です!

3.29

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