日 時 | 2011年9月29日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第383回 万人幸福の栞 第5条 夫婦は一対の反射鏡‐夫婦対鏡‐ |
講話者 | 社団法人倫理研究所 法人レクチャラー 香川県高松南倫理法人会 会員 アート印刷株式会社 代表取締役 十河 尚史(そごう ひさし) |
テーマ | 中小企業の社長さんはみんな大先生! |
備 考 | 十河尚史著「小さなNO.1を小冊子で作れ!」を頂きました。 その他様々な業種の小冊子紹介はホームページで http://www.artinsatsu.com/ |
十河 尚史 氏
講話風景
頂いた小冊子と小冊子のカタログ
『テーマ内容』十河 尚史
三木町で小さな印刷会社を経営。当社のメインはホームページで小冊子作成を受注。作成し始めたきっかけは、学習塾とエステを複数経営されている方から、《失敗しない高校入試》という小冊子を作りたいと依頼を受けたこと。原稿は決まっていないとの事なので、父兄等を集め冊子テーマで講演会を開催。聞いているうちに自分はもちろん、父兄も納得しているのを感じた。公演を基に小冊子が完成。こんな小冊子が出来たという宣伝告知は、小さな新聞広告(その当時はインターネットのまだ浸透していなかった)。掲載当日から、スゴイ反応率だった。それを体感し、「こんな営業ツールがあったのか!」の感動し、地元企業等にお教えたが、意気込みはあるが原稿が書けない…。まず自社のを作成し、ホームページに掲載。すぐに反応があり次々受注があった。
中小企業の社長は冊子を作れるネタを持っていることを痛感した。
例えば葬儀社の社長…葬儀とは身近なものなのに値段や宗派の違い等、全くのブラックボックスで流れに流されてしまいがち。《葬儀とはこういうもの》という内容を知れれば、安心感がある。
一級建築士…自分がバリアフリー建築で失敗した体験談。自分が経験した知識を伝える事により、成功失敗を理解できる。
中小企業の社長はその道のプロ。皆様に情報を提供する事により、自分が持っている先生の部分を引き出せる。
チラシ・パンフレットは営業ツール。小冊子はアドバイザーツール。今の時代は、ちょっとした不安や解らない事を、解りやすく説明してくれるアドバイザーを世間は求めていると思う(営業マン型~アドバイザー型へ)。中小企業の社長は叩き上げられ、皆が事業体験報告を出来る位の考えを持っている。人前で話したり説明するのが苦手な方も多いと思う。そういった人はいい話を知らせる機会がない。自分の持っている知識を無償でお客様に提供する(小冊子、ブログ、ホームページ、レポート等)。お客様に心の部分を知ってもらう為にも、そういったツールが大切だと思う。
初対面の人でも、小冊子等に目を通していると、よく知っている人に思える利点もある。
当社業界(印刷業)でいうと、全国社数は、今はバブル時代の約半数しかない。まだまだ減るだろうといわれる厳しい業界。価格競争に巻き込まれると中小企業は悪くなる一方、中小企業こそ本物の商品で勝負しなければならない。良いお客様と良いお付き合いをしていき、商売繁盛して頂きたい。
感 想
葬儀会社や、不動産会社、生命保険の小冊子。様々な分野で???という所は多々あります。詳しく専門的にではなく、解りやすく理解出来る小冊子は欲しいと思います。そうなるとその冊子を書かれた会社にお願いしてみよう、相談してみようと思ってしまいます。減るものではないと思い自分の持っている知識を提供する事は大事な事かもしれません。
十河レクチャラーを囲んで、楽しい朝食会\(^o^)/
次回モーニングセミナーは、
10月6日(木)ビジネスインストラクター 大竹 智子 氏 です!
今一度、飲食のマナーを見つめなおしてみませんか?!
ご出席をお待ちいたしております!!