日 時 | 2010年11月18日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第341回 万人幸福の栞 第16条 得るは捨つるにありー捨我得全- |
講話者 | 社団法人倫理研究所 三好 雅典 参与 |
テーマ | 壁を破る |
備 考 | 会員スピーチ:㈱テクノス 辻 盛智氏 前日は、三好参与によります幹部研修会を開催いたしました。 |
『万人幸福の栞』 輪読風景
会員スピーチ:辻 盛智 幹事
講話風景
『会員スピーチ』辻 盛智氏
4ヶ月前に腹膜炎で手術し、大腸がんが発見され2度の手術。病名を告知され、一瞬怯み、子供、会社、様々な事を考えた。日本は早期発見・治療が一番に言われるが、アメリカはならない予防を一番に唱えている。治療はまだ続くが、体調を見ながらMSにも出席して行きたい。
『テーマ内容』三好雅典氏
(会員スピーチを受け)経営者にとって、一番大事な事は健康、病気をしないと健康の有難さは解からないものです。
テーマ「壁を破る」とは、経営環境が大きく変化する中で様々な壁に直面している。経営を阻む壁(苦難)(忍び寄る危機)。壁が見当たらないという方は鈍感。人・物(金)・体・環境が様々な心とトラブルを起こし、壁が立ちはだかる。家庭がしっかりしていないと人とのトラブルが増え、物に対する姿勢が良くないと支払いや納期に不備が出ると言われる方もいる。
小林正博氏の著書『小さな会社の社長学』では、社風と社長、経営と社長は同じでこんな社長では会社が危ないと例を挙げて書かれている。
抜粋すると~会社は私物ではない。社員は奉公人ではない。猜疑心の強さは会社の弱さ。
危機に直面した時、発する言葉で会社の存続も決まる。なんとかなるさ!と言った人はなんとかなる。もうダメだ…と言った人はダメになる。これは大脳研究家が言っている。『脳が思ったとおりに心も体も進んでいく』。
変化に対応し、立場を自覚すること。立場とは、立つ場所、場所が変われば立つ位置が変わる。最後に心を静めるのは恩意識(人に物に感謝)、体に刺激を与えて戦闘体勢(職場朝礼等)。恩意識で最も大切なことは挨拶。慢心(おごり心)を取り去る為にも、トイレ掃除をして下さい。
『感 想』
前日の幹部研修とMS.二日に渡り、研修会、講話を頂きました。三好参与が倫理研究所生活20年間で出会ったたくさんの経営者の方を例に出してご講話頂けたので、書籍を抜粋してだけより、身近な話に聞こえました。ご紹介された書籍を、読んでみようと思っています。
次回モーニングセミナーは、11月25日(木)
高松南倫理法人会 細川 修吾相談役 です。
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