2010年4月22日木曜日

モーニングセミナー通信 VOL.74

日 時 2010年4月22日(木) 6:00~7:00
回 数 第314回
万人幸福の栞 第7条 肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
講話者 植田社会保険労務士事務所
コーチング・シナジー・ジャパン 代表
植田 博司
テーマ チームに花を咲かせるヒント
備 考 4月29日(木)は、昭和の日で祝日のため、
モーニングセミナーはお休みです。次回は5月6日です。

s-2010.4.22MS 植田 博司氏

s-2010.4.22MS (1) s-2010.4.22MS (3)

講 話 風 景

『テーマ内容』植田 博司

先ずは自己紹介。坂出市出身。四国旅客鉄道会社(JR四国)に入社し、約5年間勤務。その後、社会保険労務士の資格取得し、事務所を開業するが、何かしっくり来ないでいた時期にコーチングと出会う。現在は社会保険労務士として会社のハード面、コーチングとしてソフトな面で企業を支えて行きたいと思っている。

今日は、社員に頑張ってもらう為にどうすれば良いか《意識》についてお話します。

福利厚生として制度・給与・休みなどの充実も大切だが、不満が無い状態と言うだけで満足しているわけではない。社員に満足感を持ってもらうには対話・達成感が必要。不満の無い状態とやる気を出せる状態は別のものです。コミュニケーションは量ではなく質です。相手を変えるのは難しい、自分を変えるのもしんどい。変えるのはコミュニケーションの取り方。さて、ここでコミュニケーションの取り方を実践しましょう。

(出席者が前に出て)この方はペットを飼っています。皆さん順番に質問をしてみてください。「何のペット?性別は?名前は?歳は?」今の質問は、この方への質問ですがペットの事に意識が行っての質問です。この方に意識を向けて質問してみます。「飼おうと思ったきっかけは?ペットといて嬉しい時はいつ?」。前回の質問では、淡々と答えていたのが、この質問では表情も豊かになり身ぶり手振りまで加わります。

次に今から私が話す内容を聞いてください。(先週は花見をして、次の日は買い物へ行った)皆さんは聞いていてどう思われましたか?自分の体験や経験を思い出していませんか?今年は花見しなかったなとか、花見ならあそこの場所のほうがいいのになど。

ここで又、実践してみます。(出席者が前に出て)2パターンを実践。(1つ目は相手の話を良く聞き、うなずく。2つ目は相手の話を聞いた後、アドバイスとして相手の考えを否定する。)1回目は話の内容を理解しようとしています。2回目は話が終わるや否やアドバイスしたくて仕方ない。結果相手はしょんぼりしてしまう。アドバイスは大切だが一方的になりがち。まして部下から話をされ、上司である自分の体験経験が入った袋が大きいのは当たり前。

対話はキャッチボールです。相手がミットを構えていないとぶつけているのと同じ。相手に目を向ける意識で、相互の関係が変わってきます。

『感 想』

コーチングはコミュニケーション!出席者参加型のご講話は出席者の距離が縮まる感じです。

植田様のご講話、第2弾!6月10日(木)に決定です。聞き逃した方はぜひ、お越し下さい!

 

次週MS(5月6日)は、元KSB瀬戸内海放送報道記者 出田 泰三 様です。

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