2011年11月17日木曜日

モーニングセミナー通信 VOL.144《大竹 智子》

日 時 2011年11月17日(木) 6:00~7:00
回 数 第389回
万人幸福の栞 第11条 物はこれを生かす人に集まる‐万物生々‐
講話者 全日本作法会 家督(西四国本部副本部長)
ビジネスマナーインストラクター
大竹 智子(おおたけ ともこ)
テーマ 飲食のマナー‥本当のところ PART2
備 考 10月6日のPart1に引き続き飲食のマナー。今回はパーティー方式を主としたマナーをお教え頂きました。『乾杯はグラスを合わさない』が本当のところ…です。

 

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大竹 智子氏

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立食パーティーでの食器の持ち方

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親指同士を当て、軽く包み込む握手

 

『テーマ内容』大竹 智子

前回は和食(お座敷)を中心とした飲食マナーのお話でしたが、皆様、その後実践されていますか?『さりげなく美しく』行なうには実践をして身につけましょう。

今回は、この時期多くなる忘年会やパーティーの飲食マナーです。パーティーへ何名かで申し込んで出席した時に、一緒に行かれた方だけとお話しするのは、パーティー出席の意味がありません。パーティーとは以下にたくさんのご縁を頂けるか、縁を繋げる良い機会の場です。近年はビッフェ方式や立食が増えてきています。料理を並べたテーブルと、何卓かのテーブル、そして壁際に椅子が並べてある設定が多いと思いますが、本来椅子には座るものではないのです。会場へは荷物は極力少なくして入りますが、それでも荷物がある場合に置く場所、または、高齢者や足などの悪い方のための椅子です。では、卓(テーブル)を使えば良いかと言うと、それも違います。テーブルは会場の方に下げて頂く使い終わった皿・グラス・ナプキンを置く場なのです。テーブルに陣取って皿やグラスを置き食事をする場ではありません。立食方式の場合は、挨拶もお辞儀ではなく、握手が基本です。握手するために、右手をいつでも使える状況にしておきます。左手に、皿の上にグラスを置き、皿の下にフォークを持つ。(写真中央)人から見ても皿の上を料理は美しい状態で盛り付けて頂きます。

乾杯時は、グラスは片手(始まるまでは女性は左手を添えておく)、指を極力グラスに付けません。(飲み物が温まるのを避ける)グラスを持った親指が目線の高さで乾杯、唇の高さで近くの方と乾杯をします。グラス同士を当てるのは、マナー違反です。しかし、日本ではまだまだそのマナーが浸透しておらず、グラスを当てようとする方が多くいますが、その際には笑顔で乗り切るか、目上の方でしたら相手が不快にならないように相手に合わせましょう。知識を知った上で相手に合わせることが大切です。

マナーを知っていれば、時と場合にマナー違反をしなければならない場面でも『本来ならば○○なのですが、よろしければ○○に致しましょうか』と相手に決定権を与えながら、マナーを守ることが出来ますね。魔法の言葉としてこの言葉を覚えておいて下さい。次回は、年末年始のマナーについてお話させて頂きます。

 

感 想

片手で皿・グラス・フォークの持ち方や、握手の仕方を出席者が実践。その他にもコートや上着は壁に向け背中側を表に掛けることや、お辞儀と握手は一緒に行なわないなど、その行為の意味と共に楽しく学べました。ためになります!!

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モーニングセミナー終了後の朝食会。講話者大竹様との会話が弾みます!

次回モーニングセミナーは、11月24日(木)

スタジオとみっぺ 太田富英 代表

Facebook講座第3弾「Facebookページを自分好みに構築しよう!」です。

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