2011年2月14日月曜日

モーニングセミナー通信 VOL.111

日 時 2011年2月10日(木) 6:00~7:00
回 数 第351回 万人幸福の栞 第8条
明朗は健康の父、愛和は幸福の母ー明朗愛和ー
講話者 香川県坂出市倫理法人会 会員
株式会社レベック 代表取締役
松田 倫明
テーマ 国際化(globalization)と
                         単一化(simplification)
備 考 手作り朝食での開催。宇多津町居酒屋パウザで会場をお借りし、開催しました。

 

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講話者:松田 倫明氏

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講話風景

『テーマ内容』松田 倫明

外国人雇用の相談(怪我をしたらすぐに解雇される等)にのり、労働条件の改善に努めていた。そんな中、ある企業から労働者を預けると言われ、外国人労働のお世話をするようになる。その外国人の家族との連絡の為にも、NTT等の代理店・生命保険業務も始めた。現在12名の社員は、日本語で会話、指示、連絡をしている。

様々な国の人と関わるが、言葉の障害は、思うほどたいした事ではない。言葉はあいまいなものであり、雰囲気で通じる。通じないのは言葉でなく、その相手の問題。例えば、男性の相談で「仲良くなった男が執拗に風呂に誘う、ゲイではないか?」実は、その誘った男性は親しくなる為に、温泉に誘っていただけだったとか、所有の自転車が盗まれたので鍵のかかっていない他の自転車を使用。日本では窃盗に当たるが、ペルーでは普通の事だったりする。この話でも解かって頂けると思うが、その国々で、ものの捉え方は違う。日本人は和を重んじ、規則にうるさい、時間を守る、待たせない。おおむね外国人は、納得しないと規則でも守らない、個の自由を重んじる、迎える準備が出来ているようにわざと5分遅れで行く。なぜ、その規則があるのか、何故出来たのかを考えると、無駄な規則が多いことに気付く。

多様な人間をまとめるには、シンプルに考えるのが良い。

理念は、「顧客の期待を超えよう」。そうすれば、顧客がお客様を紹介してくれる。お客様は神様ではない、大切にすべき、宝。

3歳の娘がいるが、病気になった時、医者は「熱が下がるまで寝て待って」と言った。外国人でも同じ。外国人は異国で不安の中、生活している。自分がされたいように外国人に接する。社員には、職場でも萎縮しないように指導している。間違いを正すのは簡単だが、社員が間違いを隠す環境にしてはいけない。仕事をちゃんとするのであれば、子供を連れて出勤しても、家に仕事を持ち帰っても良しとしている。上手くサボれるぐらいが良い仕事をすると思っている。家族を思う気持ちは、全世界共通。はるばる異国に働きに来なければいけなくなった人(家族と過ごすと言う小さな幸せをなくした人)に、少しでも良い環境を提供したい。

『感 想』

日本は島国なので、外国人といえば異文化の人!と捉えがちですが、日本人・外国人と言う垣根を越えて気軽に交流したいと思います。一皮向けば皆同じ、家族を大事に思う気持ちは全世界共通ですね。

 

次回モーニングセミナー 2月17日(木)

社)倫理研究所 法人局 島ノ江 利継 法人レクチャラー です。

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