日 時 | 2011年1月13日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第347回 万人幸福の栞 第4条 人は鏡、万象はわが師-万象我師- |
講話者 | 有限会社田中電機 代表取締役 田中 義明 |
テーマ | 同友会での学び、気づき、変化 |
備 考 | 新年最初の手作り朝食での開催。前年同様、宇多津町の居酒屋Pausaで、会場をお借りし開催しました。 |
講話風景
『会長挨拶』前田 正美副会長
3月9日の倫理経営講演会を盛大に開催できるよう、役員をはじめ皆様のご協力をお願い申し上げます。
『テーマ内容』田中 義明氏
昭和41年生まれの現在44歳です。多度津町で電気工事を主とした会社を経営。当社は父が自分が生まれる頃に創業し、平成16年に事業継承し、社長に就任しました。元々、会社を継ぐ気が無く、高校卒業後は事務職の仕事に就いていました。昭和63年に父が怪我をし、休みの日など時間がある時に手伝うようになり、仕事に触れ、又バブル時期だったので、儲けの良さに魅力を感じ、後を継ぐことに。事務職から電機方面なので、1年間で、様々な資格を取りました。
社長に就任した年にある工務店の方と親しくなり、中小企業家同友会に誘われ入会。紹介してくれた方の発表を聞き、会社経営への姿勢を見た気がしました。また、懇親会でお酒が入ると少し堅苦しさが無くなり、色々な方と歓談出来、人の輪が広がって行きました。
入会して1年が経った頃、自分と同じ様な立場・考えの人の話を聞き共感を覚えました。会の運営や設営などにも携わり、何でもやってみよう!というチャレンジ精神が沸きました。講師の先生の企業を訪問し、お話させて頂いた際に、その企業の良さが他社の私からも見えました。社員の笑顔、社員の生きがい、やりがいの大切さに気付けました。
どんな会社にしたいかと自分で考え、経営指針を作る会に出席し、経営に対して浅はか、心の無い、薄い自分に気づきました。苦悩しながら思った事は、企業は人―社員あり、その家族あり、お得意先がある。人と人との繋がり、大切さ、重さでした。
作った経営指針は『我が社は、町の電機屋として、地域の人の生活を守ります』。この経営指針を社員にどう浸透させていくかがこれからの課題です。
会社を良くしようと始めた※3S活動を社員に反発されたり、年末に大きなミスがありました。しかし、社員のメンタルな部分も見て行く、気持ちよく現場に送り出す、起こった問題について社員とちゃんと時間を作り話し合う。そう言った事を失敗から学んでいます。それは、自分自身、そして会社として大きな進歩だと思います。
今後は、本業に徹し、ブレずに社員と協力して会社を発展させて行きたい。
※3S活動…整理・整頓・清掃の徹底
『感 想』
田中氏が、こんな会社にしたい!とビジョンを持たれて、日々実践されているのが、解かりました。会合に出席され、いろんな分野の人の話を聞き、取り入れていく。そして人の輪が広がる。同友会にしても倫理法人会にしても、人と人の繋がりの大切さを学べると感じました。
次回モーニングセミナー
1月20日(木)社)倫理研究所 法人局 山口秀雄 特別研究員 です。
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