日 時 | 2010年8月26日(木) 6:00~7:00 |
回 数 | 第330回 万人幸福の栞 第5条 夫婦は一対の反射鏡-夫婦対鏡- |
講話者 | 衆議院議員・香川県坂出市倫理法人会 顧問 玉木 雄一郎 |
テーマ | アメリカ陸軍のリーダーシップに学ぶ |
備 考 | 玉木氏のご講話後、当会 藤井憲雄相談役に 《会員スピーチ》を頂きました。 |
藤井相談役 会員スピーチ
『テーマ内容』玉木雄一郎氏
倫理とは、私にとって心のガードレールです。万人幸福の栞を読むと自分を修正してくれます。
さて、アメリカでは、《リーダーシップ》について教える講座があります。軍事を推奨するわけではないですが軍隊組織から学ぶことはとても多いのです。厳しい状況の中で如何にリーダーシップが発揮されるか、現に軍隊出身の方を幹部に迎える企業が多々あります。
リーダーシップの要素として・Be(人格・品格)・Know(何をすべきか知っている)・Do(実践)と言われています。Be(人格)に必要なのは、1.正直さ 2.実行力 3.先見性 4.人を鼓舞する力。knowとは、リーダーが自分達は何をすれば良いかきちんと分析して自分達の業界・自身の弱み強みを知る。Doは、倫理の教え学びと同じです。実践、現場からリードせよ。やるべき時には全てを投げ打ってでもやり通す覚悟が必要。又、Be・Know・Doに加え、大事な事は《万人幸福の栞 第12条 得るは捨つるにあり》の心。(P87読み上げ)。自身の経験では失っていく過程(大蔵省退職・選挙落選)で得ることが多くありました。
政治は今、危機的な状況、あらゆる物を捨て切って国民の為に何が出来るか、失って得るものは必ずあります。…衆議院議員になって1年。当選した次の日に妻が選挙区の自分専用のゼンリン地図をねだりました。私が留守の間に地元の皆様と交流した内容を書き込みたいからでした。離れてみてこそ、心から支えてくれる家族の大切さを感じています。この混迷の時代、本物のリーダーになりたい。倫理の学びを活かして行きたいと思っております。
『会員スピーチ』藤井憲雄氏
一昨年の秋に食道ガン・膵臓ガンが見つかった。医師の説明を聞いた時、《もう済んだ》と思った。セカンドオピニオンを癌研有明病院で受け、そこで、世界で3例目となる22時間の手術を受けた。こういった状況では医師曰く、普通、精神が壊れるそうです。しかし私が壊れなかったのは、倫理を取り入れた生活ペースを崩さなかったからです。毎朝晩、般若心経・論語・万人幸福の栞を読んでいました。香川県の4人のSVに言われた(早起き・散歩、運動・信仰心・栞の勉強・朝礼)事を、すぐ実践した。言ったSVが偉いのか、はたまたすぐ実践した私が偉いのかは解かりませんが、今、全てのものに感謝の心、そして生きてるだけで痛快!愉快!と穏やかに過ごせています。
『感 想』
玉木氏・藤井氏共にトレードマークの赤のネクタイで壇上に立たれました。国民のためにと日々過ごされている玉木氏。自分の人生の終わりを考える出来事を経験された藤井氏。
お二人がネクタイと同じく一緒だった言葉は、実践・感謝でした。
次回モーニングセミナーは、9月2日(木)
フリーアナウンサー 古茂田 圭 氏です。